2024年1月に撮った白黒写真を振り返る

このB&W Photo Diaryをはじめたのは、白黒写真がよく分からないからというのが理由で、アウトプットする場所を設けることで撮ることも見ることも慣れたいと考えている。週1回くらいのペースで更新できればと思っていたが、1月は17記事投稿した。昨年秋撮った写真の記事4件も含むが、よいペースである。白黒写真を撮り続けることが大事だが、振り返ることも重要なので、月毎に10枚選んで振り返っていくことにする。

1月の10枚

1月2日



RICOH GR IIIxで撮影。木漏れ日による光の濃淡の面白みに気づいた。

1月6日


RICOH GR IIIxで撮影。カメラを空側に向けることでのヌケ感を意識した。白黒写真は少ない構成要素の画と愛称がよさそうと考えている。空の面積を大きくすることは、その1つの手段だと思った。

1月13日


Leica Q2 Monochromで撮影。白黒写真と仲良くなるために買った。牡丹雪と白黒写真の愛称はよい。この写真は、かすみによる奥行きも出た。


牡丹雪、奥行き、土壁、消失点、それらの組み合わせ。シンプルな構図に左右の壁の濃淡の差が出て味わい深くなった。

1月14日


晴天と薄く積もった雪のレフ板によりクリアな印象になった。光の交錯具合が気に入っている。


こちらはフィルムカメラのRICOH GR1で撮影。濡れて色が沈んだ石垣を背景に白い木が立っているのが印象的だったので撮った。もう少しクローズアップして構成要素を減らせればよかったけど、GR1は28mmなので仕方ない。ただ、引いた構図でも中央の木に目が行くので、これはこれでもよいかとも思う。

1月17日


金沢大野で撮影。海の奥行きによるグラデーションが気持ち良い。白黒で青空を撮っても気持ちの良いグラデーションになるが、水面の表情が加わったほうがよくなる気がする。


こちらも金沢大野で撮影。鱗雲と木々を撮った。少し立ち位置を変えて、木々のシルエットに安定感か意外性か、なんらか特徴を持たせられたらよかった。

1月27日


西田幾多郎記念哲学館にて撮影。構成要素の少ない画にしやすい建物だが、構図に苦戦した印象がある。主題を隅に置く、構える高さを変えるなどもっとチャレンジしてたくさん失敗できればよかったと今になって思う。


こちらも西田幾多郎記念哲学館にて一緒に行った薄明さんを撮影。シンプルで構成要素の少ない建物に人を配置できると構図を整理しやすい。

1月の1枚を選定


この写真は犀川大橋で撮影した。このあたりの高低差ある地形が大好きだということと、かすみによる濃淡が気に入ったので1月の1枚に選んだ。


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