中判フィルムカメラ『PENTAX 67II(通称バケペン)』を買った理由とファーストロール


先日、中判フィルムカメラ PENTAX 67II(通称バケペン)を入手したので、買った理由とファーストロールの写真を紹介します。最初のスナップは、薄明さんと一緒に森に入って写真を撮ってきました。薄明さんとスナップ行くのは10年ぶりくらい。僕が撮った撮影中の薄明さんの写真、めっちゃいい感じになって満足しています。最初の撮影に、スナップと人物撮影の両方できてよかったです。YouTubeにアップした動画では、薄明さんがNikon Dfで撮った写真も紹介しているので、ぜひご覧ください。


PENTAX 67IIを買った理由

買った理由を語る前に、わたしの中判フィルムカメラ遍歴を書きます。わたしが今まで使ったことのある中判フィルムカメラは『FUJIFILM(富士フイルム) GW680 III 』とお借りしている『小西六パール2』の2つ。以前にそれぞれのレビュー動画もつくりました。

FUJIFILM GW680 IIIのレビュー動画


フィルムサイズは6✕8、レンズ一体型(90mm f/3.5)

小西六パール2のレビュー動画


フィルムサイズは645、蛇腹式折りたたみ方式を採用したスプリングカメラ


フィルムのサイズについて


フィルムのサイズ

フィルムのサイズ


中判フィルムカメラのサイズはカメラによって異なります。最初に買った『FUJIFILM GW680 III』は大型の6✕8。フィルム1本で9枚しか撮れません。しかし写りは圧倒的で写真やポジを見返すと、撮影した場所の空間をごそっともってきたような感覚になります。

自分も中判で撮るようになったことで、中判で撮られた写真を鑑賞することがますます好きになりました。独特の立体感、空気感が醸し出す画の虜になりました。

Flickrでお目当ての中判フィルムカメラの型番を入れて検索したり(例:Recently tagged — pentax67)、Instagramでハッシュタグ「#120film」のフィードを眺めると、延々と見ていられます。


仕組み別中判フィルムカメラ


サイズだけでなく、中判フィルムカメラはシャッター方式などの仕組みもさまざまな種類のものがあります。大きく分けて次の5つに大別できます。

  • レンズシャッター式一眼レフ
  • レンズシャッター式二眼レフ
  • レンジファインダー
  • フォーカルプレーンシャッター式一眼レフ
  • オートフォーカス

仕組み別中判フィルムカメラ

PENTAX 67IIを買った理由


レンジファインダー式の中判フィルムカメラしか使ったことがなかったわたしですが、ある時気づきました。一眼レフ式ならシャッターを切らずともレンズを通した像を見ることができるので、ファインダーを覗くだけでお小遣いがもらえるような気分になれる、これはもはや実質無料どころの話ではない、と。

そこで、一眼レフ式のカメラを探し始めて候補に挙がったのが次の4つです。

  • PENTAX 67II(or PENTAX 67 TTL)
  • Mamiya 645AFD
  • CONTAX 645
  • FUJIFILM GX645AF

下の2つ、CONTAX 645についてはCarl Zeiss Planarのレンズが使えるという魅力がありましたが価格が高く(レンズ込みで40万円オーバー)、FUJIFILM GX645AFは、ここで買おうと決めていた『ファイブスターカメラ』さんの在庫がなくなったので早々に諦めました。

PENTAX 67以外は645のフォーマットです。Flickr、Instagramで中判の作例を漁っている時、やはり645より6✕7の方が画質が優れていると感じていました。しかしながらPENTAX 67は本体のみで「1,660g」、レンズとあわせると「2kg」をゆうに超える重さです。昔、左上腕の手術をして筋力の弱いわたしに扱えるか不安でした。

でも最後、画質を優先して購入に踏み切りました。悩みに悩み抜いている時、こんなことを思いました。「明日死ぬとしたら、家族の写真を撮るだろう、その時に一番使いたいカメラはPENTAX 67IIだ」と。もうだいぶやられていますね。そんなこと言ったら、なんでも最高のもの買わなくちゃいけなくなりますね。しかし、死ぬ前に写真を撮りたいと考えているんだ、という自分の気持ちに気づいたからにはもう行くしかないと思いました。

富山県のファイブスターカメラさんにて、PENTAX 67IIとMamiya 645AFDの実機を触らせてもらい、そこでも1時間以上うだうだしていましたが、意を決して購入しました。スタッフの方は、ずっと相談に付き合ってくださいました。ありがとうございました。レンズは『PENTAX SMC 67 105mm f/2.4』。最初のレンズはこの1本以外考えられませんでした。

購入したPENTAX 67II



ウッドグリップ付きのものにしました。このグリップ、見た目いかついですが以外と軽く持ち運ぶ時に便利です。



森に佇むバケペン。かっこいい...。


PENTAX 67II作例


それでは、PENTAX 67IIで撮った写真をフィルム別に紹介します。

FUJIFILM 黒白フィルム ネオパン100 ACROS Ⅱ120サイズ














FUJIFILM カラーネガフイルム PRO 160 NS










この記事の動画

動画では、薄明さんがNikon Dfで撮った写真も紹介しているので、ぜひご覧ください。


いちがみのYouTubeチャンネルはこちら。写真、映像系の動画をアップしていますのでぜひチェックを。


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Tomoo Ichigami

いちがみ トモロヲ15VISION代表

ストリートスナップ中心、時々ポートレート。YouTubeにカメラ・写真ネタの動画あげてるから見てね。本業はUIデザイナー。研修講師や記事執筆(テクニカルライティング)なども。

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