Nikon Ai Zoom-NIKKOR 80-200mm F4.5作例


知り合いからNikon Ai Zoom-NIKKOR 80-200mm F4.5を借りたので、Nikon F3に着けてスナップ撮影を行いました。その作例とともにこのレンズを紹介します。知り合いは、このレンズをジャンク品で2,000円〜3,000円で購入し、2万円程度かけてオーバーホールしたそうです。古いレンズですが、十分現役で使える写りでした。


レンズの外観・特長

Nikon F3に着けた外観です。しっくりきますね。金属の鏡胴はとても頑丈です。調べたところ1977年に発売されたようです。わたしも1977年生まれ。親近感が湧きました。重量は743g(いちがみ調べ)、望遠ズームとしてはコンパクトサイズと言えます。F値は4.5通しで最小32まで絞ることができます。ズームとピント合わせは、同一のリングで操作できます。ズームは前後移動、ピント合わせは回すことで可能です。






Nikon Ai Zoom-NIKKOR 80-200mm F4.5作例


ここからは作例を紹介します。フィルムは検索結果『フジフイルム 業務用フィルム ISO100』を使用しました。




バーの入口付近にある金魚の風鈴を撮りました。清涼感ある青みがかった色合い、業務用100のこの雰囲気好きです。



堂々と周辺を見渡すカラスを撮影しました。やや遠目からじっくり狙えるのが望遠ズームのよい点です。この青みがかった緑も業務用100の特徴ですね。



ここは、やきとり横丁(ちなみに焼き鳥屋はない)。じっくりピント合わせを行っている時に人が通りかかったので、あわててシャッターを切りました。この狭い幅によいタイミングで収めることができました。



飲食店の側面に描かれた絵を主題にパチリ。



こちらもバーの正面の絵をパチリ。



バーの壁面の絵と自転車の親子。望遠ズームだから届いた構図でした。



長町武家屋敷跡の交差点。もう少し下にカメラを向けられたらよかったです。



魅力的な奥まった入り口。



金沢の旧市街地は用水が張り巡らされているのが特徴です。



長町武家屋敷跡にある喫茶兼お食事処。和風建築を改装した風情ある店舗です。



武士の暮らしが垣間見られる旧加賀藩士高田家跡にて。赤と緑の組み合わせが、しっとりとした色合いがきれいです。


使ってみての感想



Nikon F3と組み合わせた重量は1496g(いちがみ調べ)。Nikon F3は今のカメラに比べると持ちやすくないので重たいと感じました。Nikon F3にはじめてズームレンズを着けましたが、マニュアルフォーカスでズームというのはなかなか頭を使いますね。重量感と操作性に不慣れなことがあいまって、1時間程度のちょっとしたスナップ撮影でしたがとても疲れました(笑)。

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