CineStill 50Dで撮る夏の風景


今回は、カラーネガフィルム「CineStill 50D」で撮影した夏の風景の作例をたくさん(50点)紹介します。ISO50なので太陽が照りつける夏にぴったりかなと思ったのと、まとめ買いしたフィルムの使用期限が迫っていたので、CineStill強化月間として、色々なカメラで撮影してきました。



CineStill 50D について


Amazonの商品紹介文を引用します。



映画撮影に使われているフィルムであるKodak Vision 3からハレーション防止用のバックコートであるレムジェット層を除去し、一般的なカラー現像(C-41現像)を可能にしました。そのために独特のハレーションが起こり、唯一無二の色合いが楽しめるカラーネガフィルムです。

50Dは、自然光(5500ケルビン)で撮影するのにぴったりなので、ポートレイトや風景撮影に向いています。超微粒子でシャープな画質と、豊かで自然な色を再現します。

ネガの写真


現像前(表)

現像前(表)


現像前(裏)

現像前(裏)


現像後

現像後


CineStill 50D作例


ストリートスナップ


Camera: Nikon F100
Lens: Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 ZF.2























ひまわり畑


Camera: Canon AF35ML(オートボーイスーパー)








Camera: Canon AF35ML(オートボーイスーパー)








Camera: Canon AF35ML(オートボーイスーパー)






田舎の風景


Camera: RICOH GR1








本多の森付近


Camera: RICOH GR1











写りの感想


青緑がかった色合いは、暑い夏の風景でも清涼感を感じます。しかし、独特のハレーションについては、好みが分かれそうです。光が強くあたった箇所は赤く描写が乱れ、収差のひどいレンズを使ったように見えます。このクセの強い味は、「好み」と思う人は少ないのではないかと個人的に思います。わたしはあまり好きではないですが色合い自体は好きなので、曇りの日とか光のコントラストの低い日に使いたいかなと思いました。



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